コラム

全事業収益対する自動車保険の手数料収益は20%、30%を占めていますでしょうか?

自動車業界、SS業界は今後10年満たない時期には本当の厳しさを増す事

はご理解頂いていると考えます。

少子高齢化が本格的に到来し、車離れ、EV車などが普及すれば、車検粗利

は半減するでしょう。さらには、統合の加速化、車販のメーカー・異業種も

含めての大競争。

中長期を見てどのように事業収益を維持または拡大計画を立てられている

でしょうか?

経営者様の方々にお聞きします。車販における新規付保率は50%を超えて

いますか?また、車検における新規付保率は20%を超えていますでしょうか?

お客様の理由による解約、解除は毎年何件ありますでしょうか?

全て手数料収益は無くなりますが、把握されていますでしょうか?

自動車保険の収益は、全事業収益の3%~5%。本腰を入れられている

事業者様まだまだ少ない。本腰を入れて、これまでの全事業収益に

自動車保険の事業収益を20%、30%と引き上げるとどのような絵図が

描けませんでしょうか?悪い話ではないと思います。

例えば、車販1000件に対して50%の新規付保率だと500件の新規

となります。車検1000件に対して20%の新規付保率だと200件と

なり、合計で700件となります。1件当たりの手数料は約20.000円。

1400万の収益が得られます。しかし、解約や解除が発生しますので、

マイナス分を引いて1年間の新規契約に増収に対しての収支になります。

継続契約も同様に解約、解除が発生するので、新規拡大に取り組まなけれ

ば減収に転じ、全事業収益の20%や30%など夢物語となります。

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