「人間力」育成塾 ①車両販売編 トップ営業社員とは?
1.弊社が考える人間力とは?
弊社では、卓越したお客様対応力を高めることを「人間力」と定義しています。
① あらゆるお客様にご理解して頂ける高いレベルでの「説明話力」
② “あなたにお願いしたい”とお客様に指名いただける「ご支持力」
③ 高い確率でお客様に各種ご購入頂ける「商談締結能力(クロージング話力)」
④「強い使命感」「目標達成意欲(数字への責任感)」
「自己研鑽意欲(自分を磨くために努力を惜しまない)」
「可能思考意欲(常に前向きに考えることができる)」を兼ね備える人財。
2.車両販売のトップ営業社員とは?
<1>車両販売に関して経営者様は色々なお考えをお持ちです。
①会社のブランド力やメーカーがいい新車を出したの
だから売れて当たり前
②多額の広告宣伝をしている。待つだけでいいん
だから社員教育など必要はない。
③宣伝費をかけていないのだから売れなくても仕方がない。
④車販をさらに伸ばしたい。しかし、ライバル社も強敵。
社員の力を強くする必要がある
<2>営業社員は、「3パターン」がある。
①新規の来店客をショールームで首を長~くして待つ社員
②管理客はあるものの、日頃何も対応をしていないので、
結局、新規来店客を待つ社員になっている
③既存客をしっかり管理・フォローを行い、既存客の代替えや
紹介だけで毎月、圧倒的な販売台数を決めている社員。
自信に満ちていて、オーラがある社員。
*③の方がトップ営業社員として社内で一目置かれている社員
ではないかと思います。
<3>これまで指導してきたトップ営業社員は日々何をして
いるのか?
①顧客管理は書面とシステムの顧客データを二つで管理している。
書面(ノート)を持っているのは、すぐ見れる事であり、
お客様データを細部に渡って書いている。
〇ご主人様の年齢、会社名・職種、奥様の年齢、会社名・職種
〇自宅(持ち家、賃貸)、趣味趣向
〇家族構成、お子様の年齢、 誕生日
〇1年間の走行距離、ローン返済の満了日
〇車検・点検に入庫状況履歴、保険の加入状況、
コーティングの満了月など)
*顧客管理ができていない時点で、新規来店客を待つだけの営業社員
になってしまう。
②トップ営業社員はお客様との関係を築いていく事ができる
人物である。
私も36年の間に車を何度も買い替えてきましたが、残念な事に
売りっぱなしの営業社員しか会ったことはありません。
点検、車検はハガキかコールセンターからの連絡。
「担当の営業社員は辞めたのかな?」と思うくらい。
「いた!」と思ったら買い替えの話。さすがに引きます。
*トップ営業社員は、①の顧客管理を重視し、お客様
との関係を築ける人物。
③トップ営業社員は、顧客管理を駆使して、お客様に
買い替えのご案内を必ず行います。
〇毎年の走行距離が長いならば、燃費のいい車を現車との比較
計算をしてご提案されます。
〇ローン返済時期を見ながら、ご案内されます。
〇お子様の育ち具合を顧客手帳で見て、新しいお車をご提案
されます。
〇今日では、趣味も重要。ご提案の車が、お客様の趣味に合う
ものかどうかも把握されています。
<4>最後に「トップ営業社員は社内で一名しか駄目なんでしょうか?」
営業社員の皆様が、毎月目標に追われ苦労されている事を知っており
ます。「楽になって頂きたい」と常に弊社は思って社員の皆様に寄り
添っております。その為には、弊社では、弊社認定の「車販伝道師」
になれるスキル・手法を身につける努力を行って頂いております。