コラム

使命感を持って「日本における安心・安全な補償社会の実現」に向けての覚悟

「令和2年大水害の記憶」

令和2年夏、熊本県では、豪雨による球磨川の氾濫で、人吉市エリアを中心に大きな被害が

発生した。

弊社には、複数のクライアント様から色々な情報が飛び込んできた。

情報とは、「多くのお客様が水害によって車両を水没したが、大半が車両保険に加入されて

いなかったらしい」や「代車を貸したくても入庫台数が多すぎて、貸せない状況。レンタカー

特約さえついていればレンタカーを貸せるのに悔しい」などであった。

「2016年熊本地震の記憶」

また、2016年 熊本県に2度の大地震が襲った。この時、私は、前職の保険会社の熊本支店

に勤務していた。11階のマンションに単身赴任で住んでいたが、「吹っ飛ぶ」という表現が

正しいと思うが本当に「死」を覚悟した。

私は、営業部門にいたが、緊急事態であったので、お客様の地震保険請求がスムーズにできるよ

うに物件調査を1件1件駆けずり回った事を今でも鮮明に覚えている。

ある日、地震保険に加入されているお客様宅に行った時、隣人の方が来られて、「なんで保険会社

や代理店は地震保険を強く勧めないんだ!」と怒鳴られた経験をした。隣人宅はまだ新しい住宅で

あったが、ほぼ全壊。

地震保険にご加入でなかったので何も出ない怒りが、保険会社社員の私に向けられた。

住宅ローンの残債がどれくらい残っていたのかはわからないが、多くの残債が残っていたら、

これから何十年も返済だけをすることになられる。

本当に悲しいことである。隣の方が「地震保険に入らないと言ったのか?」それとも、「熊本は

地震はこれまでないから入らなくても大丈夫ですよ。」と担当の代理店様が提案しなかったのかは

定かではないが衝撃を受けた。あの将来に不安を持たれた目は今も忘れない。

「覚悟」

今、自動車関連事業者様に特化した総合コンサル事業者の代表として仕事をしているが、保険収益

アップのコンサルティングを数多く行って成果を出し続けている。

これは弊社の武器であり、「日本で唯一無二の事業者」と思って仕事をしている。

現在、クライント様の社員の皆さんに常に伝えているのは、「自分本位では駄目だ。お客様の万一

の時にご安心頂けるためにどれだけ情熱を持ってご提案するかが大切。そのような人間になって

ください!」と過去の苦い経験を伝え、指導している。

約7000件のお客様が様々な保険会社で加入されている自動車保険の補償内容についてクライ

アント様の協力を頂き分析した。

劣悪な補償内容が非常に多く、万一の事故の際にお客様が地獄に陥る事になる内容に愕然とした。

弊社は、まだまだ小さい事業者、クライアント様のご対応数にも限界があるが、せめて、弊社の

クライアント様のお客様にだけは、安心・安全なカーライフを過ごして頂きたく、「お客様目線」、

「お客様の為のアドバイス」。そして、「使命感」を持ち、かつ卓越した対応力を持つ

「社内伝道師認定」の社員の皆様を数多く育成し、輩出したい決意である。

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