新規付保率を向上させたいならば「提案」「提案」では効果はありません!
弊社は、保険収益部門コンサルに関しては、出身が保険会社ですので、「事業者様と取引保険
会社様の橋渡し役になりたい」と常に考えております。
今回のテーマは、『新規付保率を向上させたいならば「提案」
・「提案」では効果はありません。』 であります。
1.新規付保率の定義はご存知でしょうか?
一般的に言われているのが、新規自動車件数を
販売台数で割った率を言う。
弊社では、分かりにくいので、車販、車検ユーザー
ごとに、自社未加入者を把握し、分母とし、新規自動車件数で
割った率と定義している。
2.弊社が顧客とともに常に目指している数値は下記のとおり。
①車販ユーザー:70%
②車検ユーザー:30%
3.弊社は「提案」という言葉は使わない。
お客様に寄り添った「アドバイス」を重要視している。
①「提案」という言葉は、「勧誘」の意味と解釈している。
読者の皆様がお客様の立場に立ってみた場合、
「当社で加入してください」ばかり言われたら、
どのように思われるでしょうか?
私なら答えは、「NO」である。
例えば、百貨店が衰退してきたのは、「提案」ばかり
されてきたので、顧客離れが始まってきた。
〇「服を買おうか?」と百貨店に行って、服を見ていたら、
店員がきて、「これはいかがでしょうか?」と提案
ばかりされたら嫌ではないでしょうか?
よって、現在の百貨店のスタイルは、「お客様に自由に
見て頂く」スタイルに変わっている。今日の消費者の購買
動向は、「提案」ばかりでは厳しいのである。
②卓越した「商品知識」と「お客様に理解しやすい説明話力」
が必要である。そして、現在加入の自動車保険内容の
問題点を「アドバイスする事」が大切である。
③最後に、「信用されないと顧客は掴めない」。信用される
お客様を増やす事が、新規付保率の「異次元の世界への向上」
につながると考えて対応している。